紫陽花に群がる人

6月といえば花はアジサイ。せっかく神奈川に住んでいるのだから、長谷寺の紫陽花を見に行きたい!!長谷に行くなら与謝野晶子に「ウホッ!いい男」と評された鎌倉の大仏を一目みたい!!そんなわけで、地震がそんなに被害がない(この時点では・・・な)のがわかったのでいざ鎌倉っ!!

町田でフリーパスを購入し、藤沢まで小田急。そこから江ノ電に乗り換え・・・なんだけど、すげーーー混んでる!!前回来たときは全然混んでなかったのに!!ゆったり流れる景色を楽しめたのに・・・今回は人に押しつぶされそうになりながら長谷まで。
長谷に着いたらついたでものすごい人の数。いい天気だし、季節もいいから仕方ないのかもしれんなぁ。まずは踏切から鳥居が望める御霊神社へ。シャッターポイントの踏み切りは立派なカメラを携えた中高年の男性が江ノ電の通過するのを今かと待ち構えておる・・・。でもがんばって撮った。でも写メモードで撮るの忘れた。しかもたいした写真も撮れず・・・。でも御霊神社は結構面白い神社で、かなり多くの神様がいらっしゃいました。石上神社や御嶽神社。でも一番関心を持ったのが庚申塔!!ナベケン曰く「やっぱり端に追いやられてるな(笑)」。そうなのか、そういうもんなのか!!庚申講(庚申待)って気になってるのにしっかり調べたことなかったんだよな。

庚申待は中国の民俗宗教である道教の伝説に基づくものである。人間の頭と腹と足には三尸(さんし)の虫(彭侯子・彭常子・命児子)がいて、いつもその人の悪事を監視しているという。三尸の虫は庚申の日の夜の寝ている間に天に登って天帝(「閻魔大王」とも言う)に日頃の行いを報告し、罪状によっては寿命が縮められたり、その人の死後に地獄・餓鬼・畜生の三悪童に堕とされると言われていた。そこで、三尸の虫が天に登れないようにするため、この夜は村中の人達が集まって神々を祀り、その後、寝ずに酒盛りなどをして夜を明かした。これが庚申待である。庚申待を3年18回続けた記念に建立されたのが庚申塔で、今も各地に残っている。
日本には古くから伝わっていたものと考えられており、『枕草子』にも庚申待の話が登場する。江戸時代に入ってから、民間にも広まった。庚申信仰は今では廃れたが、親睦会などに名前を変えて今でも庚申待を行っている地方もある。
仏教では、庚申の本尊を青面金剛および帝釈天に、神道では猿田彦神としている。これは、庚申の「申」が猿田彦の猿と結び付けられたものと考えられる。また、猿が庚申の使いとされ、庚申塔には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が彫られることが多かった。山王信仰(三猿信仰)もここから生まれたとされている。

Wikipediaより引用

あーーーそうだ!!三尸の虫だ!!なんだ、ちゃんと調べたことあったんじゃん自分(笑)

長谷寺を経由して高徳院鎌倉大仏)に行こう、つーことでまずは長谷寺。紫陽花アジサイなんて浮かれてたら、あまりの参拝客(参拝が目的ではない!)入山制限がかかってて、入山の待ち時間80分!!!!もういい。アジサイはあきらめた。デンズヌィシーじゃねーんだから!!
じゃあ鎌倉大仏。って鎌倉大仏でけーーーーー!!!!外国人多いーーーー!!!!あんまり美男とは思わなかったけど、確かによく見る仏さんとは顔が違うかもしんないな。ちょっと顔にしまりがあるっつーか(笑)大仏の近くに蓮とかの像もあって、これは大仏のサイズに合う建物が作れなかったからなのかしら、なんて思ってみたり。