醜いという幻想

「うはーーーー体重5kgも増えた(爆)」くらいで笑って済ませられる話だと思っていた。そうではなかった。笑えない。

私はどうも軽い醜形恐怖のようなものを抱えているらしい。可能な限りきれいな状態でないと精神的に不安定になる。ただ単に「うわ・・・太った自分キモイ」で済むならいい。近年では自分の価値は外見だけではないこともわかってきたのだが、どうも根底に自分への過小評価があるようだ。「美しくない自分に価値はない(←非常にナルシシズム溢れる表現だが本当にそう思うあたりが病的)」みたいな。
お肌の劣化とか皺とかそんなのは誰にでも起こることなので神経質なまでに気にすることはない。しかし、体重増加は別だ。体重は自分でコントロールできるものだ。努力を怠り醜くなった自分は劣っていて無価値なものに思えてくる。今日、思わず喉に指を突っ込んでしまった。・・・吐かなかったけど。まぁそんな行動に出てしまうくらい追い詰められている状況なのだ。食べている一時の精神的安定よりも太っている状態で満腹になっている時の不安定さのほうが優っている。明日の夕食は食べたくない。

こんなことがあったりすると「やっぱり妊娠とかうつによくねぇだろ」とか思ってしまう。社会生活不適合者はどこまでいっても不適合なのか。疲れるわ・・・うつ病