栄枯盛衰いとあはれ

Yahoo!ニュース【〈家事〉「座敷わらし」の宿として有名な旅館全焼 岩手】

http://news.mobile.yahoo.co.jp/news/view/20091005-00000096-maim_all-soci.html



今日は“福の神”考察です。いや、某掲示板(笑)にて見かけた「座敷わらしってダウン症座敷牢に閉じこめられてたこどもだろ?」書き込みから妄想が広がっただけのことなんだが。
座敷わらしの顔って確かにみんなダウン症特有の顔貌(なんか呼び名があったはずだが…)に近いかも。つーても目だけなんだけど。つり上がって細い目。そして、今回比較する福の神は仙台四郎。彼の写真は仙台市内至るところで見ることができるが、やはり彼もつり上がって細い目。そしてニコニコ。

この仙台四郎、どーゆー人かと言うと、実在した方で、商店街にわーっと遊びに来て、来られた方の家は商売繁盛するという話。細かいところは正直わからんが“彼が来ると繁盛する”ということらしい。ちなみに写真をみると身体のデカイ11〜17歳に見えるがわたしだけか?実際は結構大人だったような…うろおぼえです。
んで座敷わらし。これは“住み着く”から少し違うが、家の中で家の人にいたずらして歩く子供。

座敷わらしはいたずらしたりするわけだが、それに対して遊んであげる、もてなしをする
などをすると居着いたりする。居着いた家は幸運に恵まれる。
四郎と座敷わらしを繋ぐものとして都合よく考え過ぎかもしれないが、四郎はいろんなところに寄って歩くが、よく声をかけてくれる人の店やもてなし(お菓子あげるとか)してくれる人の店にはよく通っていたのではないのだろか。そしてその親交の深い店が繁盛していったのではないか。


病気や障害を負ったこどもに対しては、おおよその人が一歩引いてしまうところがあるのはほぼ間違いないように思う。私もさすがに30過ぎの知的障害者さんに「握手してください」って言われたときに恐怖を覚えた記憶がある。施設で接する分には全然そんな風には思わんのだが、生活圏内では変に緊張してしまう。
まぁそれはいいとして、そのような中で他のこどもと変わらず優しく接する人がいるから居着く、ということは普段からかなり人当たりのよい人である可能性が高い。いい人の周りには人が集まる。商売ならばそれは繁盛に繋がるし(いい人→口コミでウワサ拡がる→繁盛)、商売していなくとも周りには人が集まり助けになってくれるだろう。


夢もクソもないが、座敷わらしも四郎も後付けでしかないだろう。その他、日本各地にいる福の神は“神(的存在)”ではなく、福をもらった人が自らで手に入れた福なのだろう。


ケータイから書いてるからアタマとケツが合ってるか不安だ。こんなこと書いてるけど、妖怪とか八百万の神は結構好きだし、いて欲しいと思う。幽霊は信じないけど、山神と海神は間違いなく信じてる。ロマンは必要だ!!