JR羽越線で特急脱線、4人死亡・33人けが

25日午後7時15分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線で、秋田発新潟行き上り特急「いなほ14号」(6両編成)=鈴木高司運転士(29)=の先頭から2両が脱線、転覆し、3、4、5両目も脱線した。
 先頭車両(6号車)と2両目は、土手を滑落し近くの小屋に突っ込んだ。県総合防災課と県警によると、乗員乗客は四十数人で、乗客の新潟県長岡市、保育士浮部真裕美さん(22)、秋田市、無職畠山祐紀さん(51)ら4人が死亡し、33人がけがを負った。県警によると、4人はいずれも先頭車両に乗っていたという。
 JR東日本新潟支社によると、「衝撃を受けて車両が止まった」と車掌(26)が同支社に伝えた。突風にあおられ、脱線して大破したものとみられ、県警、国土交通省JR東日本は26日から事故原因を本格的に調べる。
 鈴木運転士は頭に軽傷を負っており、庄内署の事情聴取に対して「(現場手前の)橋の上を走行中に突風を受けて、車体が浮いた。そのまま脱線して左に傾いた」と話しているという。
 現場は、同線の北余目庄内町)―砂越酒田市)間の最上川橋梁(きょうりょう)から南側へ約500メートルの地点。車体は「く」の字に曲がり、屋根もめくれ上がった。3両目も線路から完全に外れ、土手の途中で止まった。
 いなほ14号は、雪の影響で酒田駅を68分遅れて午後7時8分に出発していた。山形地方気象台によると、酒田市の天候は午後7時には雨で、28センチの積雪があった。
 同支社によると、瞬間風速25メートル以上で徐行運転、同30メートル以上で運転停止する。当時、同橋梁では約20メートルの風速を記録していた。庄内署によると、「現場の積雪は転覆するほどではなかった」という。
 JR東日本によると、鈴木運転士は、1997年の入社。運転士歴は4年3か月。
(読売新聞)

北余目庄内町)―砂越酒田市)間の最上川橋梁(きょうりょう)から南側へ約500メートルの地点
めっちゃJの実家の近くじゃねーか!!
気になってメールしてみたら
「うん、ウチから車で3分のところ。」
・・・絶句。ちなみにJの親友であるI井くんは消防士なのでもちろん出動したそうな。突っ込んだ小屋っていうのが豚小屋だったらしく、匂いがキツくて大変だったらしい。


しかし、知人が巻き込まれていなくてよかった。私はまだ、同年代の知人の死に出くわしたことがない。それはきっと、とても幸せなことなんだと思った。