世界がまわるまわる

手術当日である。昨日の22時以降何も口にしていないので、かなりつらい。お腹がすいたとかじゃなくて、水が飲みたいぃぃ〜〜〜!!
さて、手術に先立って、点滴が入る。が、ただでさえ見えにくい私の血管は、水分不足によって余計に見えにくくなっていたようで、看護師さんに4回も刺された。サーフロー針なんだから、血液が逆流したらすぐ針を抜いてサーフローだけをいれればいいのに・・・とか思いつつも、まぁそんな簡単なもんでもないのだろうかとか考えてしまう。
結局先輩ナースがやってきて、一発で刺入して去っていった。しかし、なぜ刺入部位がこんなに痛いんでしょうか?角度おかしいんじゃないですか???結局、私は5回も針を刺され、頭の向きも2回変えたのだった。
手術台に向かう。麻酔薬が点滴から注入される。看護師さんと1から30まで数える。いつのまにか意識はなくなっていた。どのくらいたったのかわからないが、耳が聞こえるようになってきて、金属のぶつかり合う音が聞こえてきた。でも頭はぐらぐらで、どこで何をしてんのか、さっぱりわからない。頭ん中がぐわんぐわんしているうちに、手術は終了したらしく、何か声をかけられて、意識とは無関係に私は何か受け応えている。
ベッドに移されても、しばらくなにがなんだかわからない状態だった。だんだん意識がはっきりしてきて、しばらくぼ〜っとしていた。そうしているうちに、看護師さんが冷たい紅茶を運んできた。やっと水分が・・・。しかし、本当に手術終わったのか?そんな感じだった。日帰りでできるくらいだから、そんなもんなんだろうけど。
かくして、人生初の手術はこうして終了した。成功してホントよかった。